前回まで、脳をしっかり働かす事が大事!!
というお話をさせていただきました。
脳を働かす事によって神経系が正常に働いて健康な状態になれます。
その神経系の中でも特に大事な部分になる自律神経について書いていこうと思います。
人間の神経系は大きく分類すると
体性神経系と自律神経系
の2つです。
体性神経系は随意神経系。簡単に言うと
自分の意思でコントロール出来る部分を司ってる神経です。
手を動かしたり、足を上げたりなど。
一方で自律神経系というのは
自分の意思ではコントロール出来ない部分を司ってる神経です。
腸を動かしたり、血圧や体温を調節したりなどが自律神経が関わってくる部分になります。
最近のテレビは健康番組が増えましたよね~。
それとも昔の私はそんな事に興味がなかったから、気づかなかっただけなのか??いやそんな事はない。。それだけ国民の健康意識が上がっている。というよりも上げなければならない状態になっているからです。
医学の進歩で平均寿命こそ伸びましたが、それに対して健康寿命が追いついていないで、どんどん差が開いてる状態です。それを縮めて行くためにもみんなが健康に意識を持つこと大切になるので、そういう番組が増えているのではと思っています。結果的に大幅な医療費削減になって日本も豊かになりますからね。
話がめちゃくちゃ逸れたんですが!!この自律神経。
2つの神経から成り立っています。
交感神経と副交感神経
車で例えると
交感神経がアクセル
副交感神経がブレーキ
車を走らせるにはどちらも大事ですよね。
それぞれが優位に立つとこのような状態になります
パッと見て交感神経が悪者に見えますよね笑
しかしそんな事はなくて、あくまでバランスが大事なんです。
朝起きて、これから活動しようとした時に交感神経が上がってこないと、身体がだるくて動けません。
逆に夜にこれから眠る時に副交感神経が上がって来ないと、良質な睡眠が取れなくて疲れがドンドンたまっていきます。
そうやってバランスが上手く取れない状態が続くと
いわゆる自律神経失調症です。
この症状になんかしら当てはまる人多いのではないでしょうか?
自律神経失調症までの判断は出てないですが
プチ自律神経失調症の人は非常に多いです。
うつ病、双極性障害なども自律神経が乱れると発症するものになります。
現代人は自律神経のバランスをとるのが凄く難しい状態にあります。
自律神経に大切な部分は色々ありますが、
まずは規則正しい生活
昔は日が登ってきたら起きて、日が暮れたらやる事がないので寝る。という規則正しい生活が自然となっていたのでバランスが取りやすい状態でした。
ところが今は電気が発達して、明るい時間が長いですし、出来ることもいっぱいあります。そうすると脳も疲れていきます。
もう1つは脳の神経系のバランスをとって尚且つその神経系の綺麗な通り道があること。
昔はデスクワークなどもなかったので構造が崩されることも少なかった。
しかし今は脳が色々な事で疲れて行きますし、構造はデスクワーク、ゲーム、スマホなどによって崩されます。
脳から神経が出て、その通り道が脊椎(背骨)になっているので前に書かせて頂いた、脳の治療だったり、構造(骨格、姿勢)の治療をする事によって可能になります。
よって自律神経失調症などの診断が病院出ると、自分で出来ることとして
規則正しい生活をしましょう!とかあとは薬が処方されたり
という事になる訳です。ただそれだけだと改善しない場合もあります。
そういう時に自分の意思で自律神経をコントロールするのに有効の方法があります。
この画像の真ん中のもので違和感を感じる物がありませんか?
呼吸だけ自分でコントロールすることが出来るんです。
勿論普段は意識しないで呼吸していますが、意識してコントロールすることも可能です。
それによってある程度自律神経をコントロール出来ます。
呼吸の練習をすることによってその場である程度自律神経もコントロールできますし
普段の呼吸も変わるように練習していくと意識せずとも正しい呼吸が出来て普段から自律神経が安定して行きます。
次回はその自律神経を整える正しい呼吸のやり方について詳しく書いていきたいと思います。