先日、開院当初に一回だけご来院された方が
同じ症状でまたいらっしゃいました。
「今回はしっかり治したい」
とのことで前回、私がさせていただいた説明に納得してちゃんと治すならまたあそこだと思い来てくださいました。
これって個人的にはかなり嬉しいことでした!
これからも正しい健康情報を伝えていき、皆さんの健康寿命を延ばすことが私の使命だと思っております。
症状
前回と同様に椎間板症の症状が出ています。
椎間板とは背骨と背骨の間にあるクッションのことで腰に対する負荷が掛かりつづけると組織が破壊され痛みが出てきます。
ただ今回、前回と違う所はいわゆるギックリ腰をしていないのに同じような症状が出てきたこと。
これは前回ギックリ腰をしたさいに傷ついた部分が脆くなっているため同じような痛みが出やすくなっています。
その状態が続くと「ヘルニア」になり、お医者さんからは場合によっては手術しかないといわれます。これも画像でヘルニアが確認され症状が全然引かない場合は手術を選択するしかない。というのがお医者の見解です。
ただ人間にはこのヘルニアを治す機能があります。
マクロファージといって飛び出したヘルニアを食べてくれる細胞があるのです。
しかし身体の機能が衰えたままだとこのマクロファージも上手く作動せず、いつまでたってもヘルニアが治らないという事態に陥ります。
そうなると結果手術になり、ヘルニアになった原因が治らないままなのでまた症状が再発したりします。
そもそも腰痛の原因はヘルニアではないことが多いですが。
ヘルニアの症状はお尻から脚にかけての神経症状なので、腰痛は関係ありません。それ以外の部分で腰痛が出ているケースが圧倒的に多いです。
今回はまだヘルニアにもなっていない状態でしたのでそうなるまえに腰への負荷を減らしてこれ以上進行しないことを目標に治療していく方針になりました。
もちろん今ある腰痛も他のアプローチによって消失させます。
更に元々あった肩こりや膝の痛みも治療後の検査の結果から十分良くなっていくことが見受けられます。
皆さんの健康寿命のために引き続き邁進していまいります!!(‘◇’)ゞ