明けましておめでとうございます。
2025年も色んな方のお役に立てるように頑張ります。
タイトルの自律神経失調症についてなんですが、 神経の異常です。
神経に何らかの負荷がかかって正常に働けなくなってしまったから自律神経失調症になります。
ではその神経はどこにあるのかというと、脳から背骨を伝って様々なところに走っています。
脳が総本山となり
簡単に言うと
頭(首)、骨盤が副交感神経(上がるとリラックスする)
背骨が交感神経(上がると緊張、興奮する) に集中しています。
人間は重力下で生活をしていれば身体を支えている背骨回りへ負荷がかかっていきます。
筋肉をバランス良く使えていれば負荷は軽減出来ますが、デスクワークなどで偏った使いかたをしているとバランスが崩れ、負荷は大きくなっていきます。
その結果、背骨が固まり、交感神経の機能に異常が起きます。
仕事も終わって交感神経を落ち着かせたいのに、落ち着かない。。
背骨はずっと硬いまま。。
そうなると今度は骨盤から脚にかけての負荷が大きくなっていきます。
骨盤が固くなれば副交感神経に異常が出てきます。
副交感神経が上がって欲しい時にあがらない。交感神経も下がらない。
こうなると自律神経失調症と呼ばれる症状が出てきます。
更に進んで、腕、首、頭と負荷が大きくなっていきその状態が続くと 交感神経も副交感神経も疲れてしまって、両方とも機能しなくなってしまう。
いわゆるフリーズ状態になります。 うつ病とかはこの部類に入ります。
こうなると何にもやる気は起きないし、出来なくなってしまうので大変です。
ただ、こういった状態でも正しい戻し方を知っていれば身体は良くなっていきます。
自律神経失調症だから副交感神経を上げとけばよいという安易な考え方ではなく、その人の状態を把握して適切な処置をしていくことが自律神経失調症を良くする上で大切ですね。