腰痛の原因の85%は不明と言われています。
これについてはトップページの方と同じ内容になります。
特異的腰痛というのはレントゲンを撮影してはっきり写るものになります。
ギックリ腰、慢性腰痛は含みません。
ギックリ腰などが何故起こるかと言えば初発でしたら構造(骨格・姿勢)の問題が大きいです。ところが何回も繰り返していて、常に腰が痛いという状態になると構造(骨格・姿勢)の治療をしても治らないケースがあります。
こういう場合は脳から発生する鎮痛物質「オピオイド」の分泌が落ちているケースが圧倒的に多いです。
オピオイドの発生率が低下するのはストレスによる脳内血流の低下から起こります。
一度ギックリ腰などを経験すると、魔女の一撃という位ですからどうしても恐怖感が残ります。しっかり対策をして
「私はもう腰は大丈夫だ!」
思えるくらいならばストレスを感じることも少ないですが、なかなか難しいでしょう。
そうして、運悪くまた腰を痛めたりすると、より恐怖感は強くなります。
常に頭のどこかで
とストレスを感じるようになります。
そうなると、元々最初に腰が痛くなった時点で構造(骨格・姿勢)に問題があって腰を痛めやすい状態+鎮痛物質の分泌率低下。
といった状態になります。
このままの経過で行くとギックリ腰の頻度が増え、感覚もドンドン狭くなっていき状況は悪化する一方です。
そのためにも構造(骨格・姿勢)を治すことは大切です。
解剖学的に見て腰の負担が減れば腰痛はなくなる!
はずなんですがそう上手くいかない方もいらっしゃいます。
「あ、あの体勢腰に悪そうだな。。」
など目に入ってくる情報から腰の痛みを連想してしまうような状況だとなかなか回復してこないです。
その為にバイタルリアクトセラピーで脳を活性化させて「オピオイド」の分泌を上げることは非常に効果的です。
是非ご相談下さい!
じゃあそれしか方法はないのか?というとそうでもありません。
自分自身が正しい知識を身に着けて行動することによって自信を付けていく。それによってストレスが減り腰痛が改善される。
これが認知行動療法
といったものになります。
間違った知識を覚えていたということを実際の行動で把握する
そこで今回のタイトルについてなんですが
こういった本があります。
この本の主人公は慢性の腰痛持ちなんですが、認知行動療法のプログラムに参加して腰痛を改善していく物語になります。
これが物語としても普通に面白いですし、正しい腰痛への知識が身に付きます。認知の部分が多いですが、作中に出てくることをマネするだけでも認知行動になります。
どうしても腰痛は腰が悪い!というイメージが強いです。
しかし、そうではなく
そう思っている固い頭が悪い!
という考えを受け入れれば状況は変わるかもしれません。
もし腰にマッサージ、電気、注射などをして改善が見られない方がいたら読んでみるのも一つの手だと思います。
だって腰にそれだけ色々やっているのに変化がないのっておかしくないですか?
手術など進めれている方、気晴らしに読んでみると状況は変わってくるかもしません。