寒暖差による自律神経への影響(北浦和東口徒歩2分いの徳整骨院・治療院)

最近は桜の開花宣言もありましたし、日中はかなり暖かくなってきました。しかし夜はかなり気温が下がります。

気温の変化があっても人間は体温は一定にしておかなければなりません。その時に働いてくれているのが自律神経になります。

自律神経表
身体を活動的にするのが交感神経。身体をリラックスさせるのが副交感神経。車で言うと交感神経がアクセル。副交感神経がブレーキです。

体温調節する上で優位になってくるのが交感神経です。暑いと感じれば発汗をうながしますし、逆に寒いと感じれば筋肉、血管を収縮して熱を逃がさないようにします。

そうやって交感神経が優位な状態が続いていると、身体が常に緊張状態になります。現代社会はこの交感神経が上がることがとにかく多いです。

  • 仕事のストレス
  • 人間関係のストレス
  • お金のストレス
  • 電気の普及のため休まることが少ない
  • 携帯電話の束縛

など様々な要因から交感神経が上がりやすい環境にあります。

そうなると身体の緊張状態から肩こり腰痛などが出やすい環境になります。ひどくなると自律神経失調症。うつ病も交感神経が上がりに上がって、振り切ってしまうと逆に今度は副交感神経が上がり過ぎてしまって身体の力が抜けすぎて何もやる気が起きなくなってしまった。という状態に陥ってしまいます。

ですのでこうならないためには

なるべく自律神経に負担がかかないようにすることです。

具体的には上のリストの逆ですね。

  • ストレスがかかるようなことはやめる
  • 規則正しい生活

これが出来たら苦労しないよ!という方もいらっしゃると思うのでそういう場合は

寒暖差がないように衣服で調整する

ことが大切になります。上着やインナーを上手く活用して朝、夜は寒くならないようにしっかり上着を着る。マフラー、腹巻なども効果的です。

昼は上着を脱いだら丁度良いくらいの着こなしにしておけば楽だと思います。

熱くなければ、首、お腹を温めておくと副交感神経が上がってきやすいので一日中着けておいても良いでしょう。

オシャレ優先で、寒い。暑い。なんてことになると体調を崩しやすいのは明白ですので、あまり無理はなさらないように…